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女性たち、参政権を行使しよう!平和のため

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男たちは、古代から、狩猟本能であらゆるものを手に入れようと走り回ってきました。女性たちは、子どもを産み、育て、そして命を守る、そうした平和な営みがなによりも大事でした。

 

女性たちの母性本能は、平和を求めているのです

 

男たちの闘争社会から生まれたのは、武力戦争、経済戦争、技術戦争、エネルギー戦争、そして原発です。いつも、どこでも、テリトリーごとに正当化された議論をふりまわしながら、まるで戦争を楽しんでいるかのように、私には見えます。

 

昨年の秋、シンクタンク世界経済フォーラムは、『男女格差報告』を発表しました。格差が少ない国1位は、アイスランド、次にフィンランド、ノルウェー、スウェーデンと北欧が上位を占めます。アメリカは22位、中国が69位です。ところが日本は、前年98位だったのが、今回は101位に転落しているのです。女性議員が少なく、企業幹部も男性に占められていると指摘されています。

 

日本は1945年の戦後、女性の参政権がはじめて実現しました。それは、タイ(1932年)、フィリピン(1937年)、インドネシア(1941年)よりも遅かったのです。私たちは、日本はアジアでも先進国だと思わされてきたのに、実は、こんなにも後進国だったのです。しかも、改善するどころか、さらに悪化しています。

 

このまま男たちに、この社会を任せていいのでしょうか

 

今まさに、闘争好きな日本男児たちが、とても嬉しそうに集結しています。そして、力をどんどんつけています。まるで、大きな戦の前夜のように。フクシマはなかったかのように装い、喜々として「核」を世界に売りに走り回っています。しかも、「恒久の平和を念願」する憲法すら、簡単に変えられるようにしようとしています。

 

これ以上、安倍自民党に、未来を任せておくわけにはいきません

日本の未来を、いいえ地球の未来を左右する7月21日の参議院選挙

 

女性のみなさん あなたの母性本能はまちがっていない

理屈はいらない

子どもたちの未来のために

一票も無駄にすることはできません

平和に向かうために、あなたの参政権を生かしましょう!

 

 

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人間がいなくなった、もっと素敵な地球

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人間は、この地球の一部として存在しています。科学や文明が発達し、いつしか自然への畏敬の念を、私たちは忘れてしまったのかもしれません。自分たちは、この世界の頂点にいる、と。

 

3.11を経験した今、核という分野には手を出すべきでないと、私たちは思いしらされました。それでもなおかつ原子力が大事だと、経済の名のもとに使い続けると、人間はやがてこの地球の一員ではなくなるかもしれません。いいえ、すでに、私たちは胸をはって、地球の一員だと、仲間の生物に言えるのでしょうか。

 

ここから、小出先生のお話です。

1979年アメリカ、スリーマイル島原子力発電所の事故で、炉心が熔けてしまいました。ところが、放射線があまりにも強く、どんなふうに熔けたのかは、長いあいだ調べることができませんでした。

 

6年ほど経って、原子炉圧力容器のフタを開けてみました。水の底の方に炉心が見えるのですが、どんどん濁ってきて、中が見えなくなってしまいました。なんだろうと思ったら、バクテリアや藻類が中に繁殖していたのです。もし、人間がそこに近づくと「秒殺」という環境で、生き物がどんどん成長していたのです。

 

作業では、見えないと困るのでオキシドール(殺菌剤)を水に投入して殺しましたが、一度殺しても、また生えてくる。これを何度も繰り返す。しまいに水が濁ってしまって、さながら夏の腐った池のようだった、と作業員が表現しました。

 

私は、ぞっ、としてSFより怖いなと思った。だけど、次に、ああ、よかった、と思ったのです。人間は万物の霊長とか言っているが、実に愚かな生き物だと私は思いますし、その愚かな生き物がたぶん自分で自分を絶滅させると思います。放射能や核兵器か、何がしかの理由で絶滅するだろう。人間がどんなに愚かなことをやって自分を絶滅させても、この地球は死なない。生物は生き残る。

 

人間が絶滅したなら、もっと素敵な地球が残るだろう。

それを確信するようになったのです。

 

 

原子炉の生物.jpg

 

 

 

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小出先生、歩くの速すぎです

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京都大学原子炉実験所は、大阪の南部にあります。受付から研究室に向かう長い道の先に、左手に原子炉、右奥に研究棟。私たちは道すがら、小出先生は自転車がお好きで、それで通勤されているという話題で盛り上がり、お互いに高揚する気持ちをやり過ごしていました。

 

やがて研究室に近づくと、偶然か、シルバーの大きな自転車が、新緑の木陰に、防犯チェーンすらなく、ただポツンと置いてあるのです。まさか、でしょうか?それでは出来すぎです。そこへ小出先生が微笑みながらお出迎えくださいました。息をつめる私に「これは愛車です、以前は向こうの山まで往復したものです」と、遠い目をされてお話されました。

 

小出先生は歩くのがとても速いです。KAZE代表の高橋さんとご一緒にどんどん2階に駆け上がり、ネットラジオのぽぽんさんと、私がその後をようやく追う。ところが、2階に上がってみると、おふたりの姿はどこにも見当たりません。困り切って、小出先生、と何度も呼びました。やがて、高橋さんが探しに戻ってくれましたが、先生の足の速さには、すっかり、驚いてしまったわけです。

 

お土産の日本酒を渡すと、先生は大事そうに抱えました。高橋さんは、純米酒派だと予測して当たった、と喜んでいましたが、お酒を飲まない私には、何がうれしいのかよく分かりません。みなさん何であれ、先生を心のよりどころとして理解しようとしているからでしょう。

 

姿勢が良く、歩くのが速く、よく笑い、相手の話をよく聞かれ、はっきりとした言葉でお話され、そしてお酒が大好きな、小出先生。子どもたちのことになると、机をたたいて怒った、小出先生。

 

さて、さて、私は、先生からこの実験所の、驚くべき事実を聞いたのです。(下部)


 

 

小出先生 速いです.jpg
 

 
研究所のこと.jpghttp://www.youtube.com/watch?v=G17OlYOK0B8

 

 


 小出先生、ここでは原子炉の研究してないのですか自転車を見つめる.jpg

[ ぽぽん ぷぐにゃん ] この京大の原子炉で、核兵器を作るというようなことはできないのですか?

[ 小出先生 ] はい、もともとここの原子炉実験所の燃料というのは、93%の濃縮ウランだったのです。

[ かがみ道子 ] え~っ、そうなのですか!では、可能性は大いにありますね。

 [ 小出先生 ] ええ、原爆作れましたよ(笑いながら)。

 [ 一同 ] ゔぇ~っ.......。

 [ ぽ ] そういうのを作る研究とか、してなかったのですか?

  [ 小出先生 ] まあ、そういうことに興味のある研究者は、ここには居なかったですね。もともと米国が作った原子炉を、燃料セットでくれたのです。ただ、日本なんていう国に、93%濃縮ウランを渡しとくということは、危ないということで、ある時から米国が日本だけではなく海外にはそうした燃料は回さない、ということにしたのです。それでここの原子炉には燃料がとうとうなくなっちゃって、10年くらい前に止まったんです。

 [ か ] え、今止まっているのですか?

 [ 小出先生 ] それで、ここには所員が200人いるので、みんな、どうしよう、ということになりました。とにかく原子炉を動かして組織を維持しようと、今は20%濃縮ウランで性能は悪いけれども、2年か3年前からまた動きだしたのです(笑)。

 [ ぽ ] 原子炉自体も古いのですよね?

 笑う.jpg[ 小出先生 ] 1964年から動いていますので、もう49年になります。もう、ご老体です(笑)。ここの研究所は、もともと、原子力というものに興味がないのです。皆さん意外に思われるだろうけれども、原子力発電の研究などしていないのです。大学というのはファンダメンタル(基礎的)な研究をするところですから、たとえば物理学もある、化学もある、生物学もある、さまざまな学問があるわけです。その中に中性子という放射線を使って自分の研究をしたいという研究分野があるわけです。そうした分野の研究者が、どうやったら中性子なんっていうものを使えるかと考えたとき、それなら原子炉を作ればいいとなったのです。

 [ か ] そうなのですね。原子炉の研究をしているというイメージがありました。

 [ 小出先生 ] だから、ここでは原子炉は中性子を出すための、単なる道具なのです。原子炉が研究対象ではありません。200人の所員がいて、80人が研究・教育にたずさわり、そのほとんどが物理学や化学、生物学をやっています。原子力に興味があるのは私のような圧倒的少数派です。その中でも反対しているのは、私のようにさらに少数派です(笑)。

 [ か ] 先生、そのことは日本中が知っています(笑)。

 

 

< 解説 >

 京都大学原子炉実験所(大阪府熊取町)は、熱出力5000kwで1964年に臨界に達しました。仮に商業用の原子力発電所の電気出力を100万kwとすると、熱出力はその3倍の300万kWです。原子炉実験所の原子炉はその600分の1程度の規模です。アメリカは核拡散防止の政策をとる中で、同実験所への93%高濃縮ウラン提供を中止したため、2006年2月23日、いったん運転停止しました。その後、20%濃縮ウランによって2010年5月26日から4年ぶりに運転再開し、2016年3月までの運転を計画しています。通常の原子力発電所では3~5%程度の濃縮ウランが使われます。


京大原子炉.jpg

京都大学原子炉実験所 研究用原子炉

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/facilities/kur





 



 

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ご飯 VS うどん 【内部被曝(ひばく)、ママの知恵】

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もうすぐゴールデンウィーク。家族との外食の機会が増えますね。放射能が気になり、できるなら少しでも避けたいけれど、どうしていいのか分からない、気にしはじめるとキリがなく、お金もかかってしまう、と思っていませんか。

 

大丈夫です。選び方だけでも、内部被曝を減らすことができます。今日は、そのひとつの例、そして大切な知恵をお届けします。

 

お子さま連れのおでかけには、ママの手作りお弁当が一番。おいしくて、安心。でも、外出はママも疲れますね。せめて夕食には、みんなの大好きなファミレスで外食♪ ハイ、さてここで問題です。子どもたちに勧めるのは。

 

Q:「ご飯」と「うどん」、どっち?

 

A:白米は精米の段階で、表面の放射能の一部が落ちます。しかし全部は取り除けません。ところがこの白米を炊飯すると、セシウムは3分の1ほどに減ります。養分と一緒に土から吸収されたセシウムが、米の細胞内の水分に混じっていて、これが、熱を加えると細胞が壊れ、中の水といっしょに染み出てくるからです。

 

さて、いよいよ正解です、答えは「うどん」です。うどんは大量のお湯で茹(ゆ)でるだけではなく、後に流水で表面のぬめりを洗い流します、このとき表面に残ったセシウムもさらにすっかり落とせるからです。外食がかならずしも汚染されているというわけではないでしょうが、子どもたちに少しでも安全な食事をさせたいと願う母親として知っておきたい知識です。

 

食べ物と一緒に体内に入った放射能の一部は、筋肉や骨に留まり、そこから放射線を出し続けます。これが内部被曝です。長い期間、至近距離から放射線を浴び続けることになります。とくに成長期の子どもには、おとなと較べて数倍もの打撃がありますから、ママの選び方はとても大事なのです。

 Vol.13020

 

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< 解説① >  

セシウムと料理の過程

 食物の放射能は、外から表面にかかったものと、土壌から水分と一緒に吸収したものがあります。特に、3.11原発事故当初の放射能は、空間に飛散したものが多かったのですが、現在はこれが土壌に染み込み生態系で循環していることが、大きな問題となっています。 

 

食物が料理として食される過程を分けてみます。①食物そのものに泥や表面に付着したものを落とす過程、②焼く、煮る、蒸すなどの加熱の過程、③仕上げの処理過程です。①はとてもシンプルで、泥はよく洗い流します。玄米や麦などは精米過程で表面が剥ぎ取られます。じゃがいも、にんじんなどは表面を削ります。

 

大事な知識は②です。土壌から食物内部に入り込んだセシウムは、その細胞の中で水分に含まれています。これは、セシウムが水分に馴染みやすいという性質を持っているからです。②の食物に熱を加えることで、食物の細胞が物理的に破壊されます。その時、水分は外部に流れ出てセシウムも一緒に出てきます。茹でると、鍋の中の大量の水と入れ替えがおきます。ですから、できるだけ大きな鍋で大量のお湯で茹でることも大切です。  

 

③は一部の料理についてだけ検討できます。たとえば、『ご飯 VS うどん』では、うどんは茹でたあとに、ぬめりを落とし、しめるために流水で水洗いします。この過程で、鍋の中で表面に付着したセシウムをほぼ洗い流すこができるのです。ゆでた温野菜はこの原理を利用できます。

 

ご飯の炊飯前と炊飯後のセシウム値の変化の一例 

http://memoli4future.com/kodomira/measure/entry-9114.html

  

セシウムが含まれたうどんを茹でるとどうなるか?

 http://foodbase23.org/buncyou-5
 

 

 

< 解説② >

 岡山 博先生のおすすめ(仙台赤十字病院呼吸器内科 東北大学臨床教授) 

 野菜でも麺類でも、3分間茹でるものがあったとします。  ①鍋を二つ用意して、お湯を沸かしておいて野菜を入れる、あるいはそばを入れる。それで2分間グラグラと茹でます。  ②そこで、ざるを使って湯をパッと切ります。新しいお湯をジャーッと入れて、残り1分間茹でる。  そうすると、計算では、1回目で10分の1に、2回目でその10分の1になるので、結局1%まで減らすことができる、ようです。

 

 http://hirookay.blog.fc2.com/
 

 

 セシウムを落とす料理過程.jpg

 

 

 

 調理前後のセシウムの変化.jpg

 

 

 

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お金になる、絆

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「絆」「痛み分け」、なんと日本人のこころをくすぐる言葉でしょうか。テレビや新聞では、ガレキが片付かないと復興ができないと、多くの主張と広報がされました。

 

 政府は、40億円ほどの予算をつかい、除染広報とガレキ広域処理のキャンペーンをおこない、日本中で「絆」「痛み分け」と繰り返しました。

 

 この広域処理の予算は、3年間で1兆700億円が見込まれています。受け入れの自治体は、ガレキの量に応じて国から補助金をもらえる仕組みです。しかも今回の広域処理は、平均処理費用が、約6~7万円/トンで、通常の3倍のプレミアムがついているとも言われています。ところがその裏側で、お金がからんだ醜いぶんどり合戦があることは、あまり知られていません。

 

 東京都はガレキ処理を産廃業者3社と契約をし、その3社はなぜか皆、東京電力の96.6%出資している、東京臨海リサイクルパワーを焼却業者として指定しました(Web資料)。残りの女川町分は、東京都が各区にある焼却施設で行っています(東京都への電話調査)。

 

 ガレキの広域処理は、全国に放射能汚染という不安を拡げることになります。しかも、本来は被災地で活かされるべき復興予算が、まったく異なる場所で、異なる形で消えています。

 

 気がつけば、誰の「絆」なのでしょうか。

 

                                                     KAZE to HIKARI.13006

 

 

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●東京都がれき処理事業の流れ

東京都は2011年11月3日から、被災地のガレキ受け入れを開始しています。処理業者の公募では、「100トン/日以上の処理能力で、かつ、都の指定する集塵設備※を有する都内の産業廃棄物処理施設にて焼却処分すること」と記載されています。

 

 一日100トンの処理能力を満たす施設を所有するのは、東京電力子会社である東京臨海リサイクルパワー株式会社と株式会社 シンシアしかありません。そして、契約されたのは、東京臨海リサイクルパワー株式会社だったので、事実上の随意契約ではないか、と批判されました。

 

 東京都は、2013年度まで50万トンの受け入れを予定しています。岩手県と宮城県は、それぞれ30万トンと39万トンが広域処理必要量としています。

 

 ※「集塵設備」とは、「バグフィルター及び活性炭吹込装置若しくはバグフィルター及び湿式排煙脱硫装置」

 

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東京臨海リサイクルパワー株式会社: http://www.tgn.or.jp/tokyorp/  株式会社 シンシア:http://www.sincerehq.com/   http://www.sincerehq.com/shinagawarc/list/index.html                                    高俊興業株式会社: http://www.takatoshi.co.jp/  有明興行株式会社: http://www.aknet.co.jp/           株式会社リサイクル・ピア: http://www.r-p.co.jp/04comp/index.html

 

 

道子さん(資料②).jpg

東京都 環境局災害廃棄物処理支援:http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/resource/disaster-waste/index.html

 

 

●ガレキの放射能濃度測定結果

環境庁では、「広域処理情報サイト」をつくり、広域処理への理解を求めています。ここには、それぞれの地域で測定された放射能のデータもありますが、福島県から遠く離れた岩手県や宮城県の災害廃棄物(ガレキ)にも、放射性セシウムが検出されています。

 

道子さん(資料③).jpg

環境省「広域処置情報サイト」: http://kouikishori.env.go.jp/conditions/

 

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