4~5か月短縮可能である

Clip to Evernote

 

 

重要な連絡.jpg

 

 

村田光平さんから便り

福島第一から事故処理にかかわる会社の責任者より、重要な連絡を受けましたのでお伝えいたします。

その骨子は次の通りです。
①地震が頻発する状況下で最も懸念されるのは、汚染水問題よりも4号機の問題である。 

②燃料棒の取り出しが始まっているが、1日シフト2交代8時間のペースで1年以上を要するとされる。しかし、日夜24時間作業に切り替えれば4,5か月短縮可能である。そうすれば2014年夏には取り出し完了となる。

③クレーンの安全性が高いので、作業は比較的単純であり訓練に時間を要しない。作業員の確保が問題となるが、運転停止で余裕のある電力会社が協力すれば解決するはずである。事故直後には電力会社の協力が得られたがごく短期間で終わってしまったのは残念である。福島県警に対しては、警察はいまだに全国規模の協力を続けている。

④こういう時期に電気事業連合会の一切支援がないのは理解に苦しむ。

⑤現在の国際協力では未だ必要な技術が得られておらず、凍土壁の建設についても問題が指摘されており、特に凍った水が溶けたら一大事であり、関係会社の技師の中にその効果に疑問を隠さないものも見られる。


事故処理の国策化を訴え続けてまいりましたが、この連絡を受け益々その必要性を痛感いたします。事故処理を最優先の課題として最大限の対応をしていないことが、具体的に現場を最もよく知る者から指摘されたからです。4号機問題が世界の安全保障問題であるとの認識が、世界の見識者の間で確立している状況下で、24時間体制で燃料棒取り出しを急ぐことを回避することはできないと思われます。

12月29日、戸内寂聴さんとドナルド・キーンさんは、テレビ対談で東京オリンピックに反対の立場を表明していらっしゃいました。世論に影響を与えるものと思われます。1月3日も瀬戸内さんは野際陽子さんによるテレビ・インタービューで同様の発言をしました。IOCも傍観できなくなると思われます。

世界が日本は事故処理に最大限の対応をしていないと見るに至れば東京オリンピックの返上は避けられなくなると考えます。福島第一の帰趨が日本を、世界を変えていくはずです。事故処理に最大限の対応を強いられれば不道徳がただされていくものとみております。 

巨大地震の発生がないよう祈ることしかできない日本の国家危機の先行きに懸念を深めております。

村田光平

■追伸
年末年始に3号機から生じる白煙が、下記資料の通りネット上大騒ぎとなりました。「アメリカ西海岸は放射能雲到達に備えよ」
http://www.turnerradionetwork.com/news/146-mjt

アーニー・ガンダーセン氏の見解を入手することができましたので、とりあえず安心できました。冷温状態のものがなぜ蒸気を出すのか究明を要するようです。4号機に加え、3号機が福島事故処理に関する国際社会の危機感を深め出しております。

 

 

 

end.jpg 

Clip to Evernote