主語は、『私たち』です

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原発はいらない

なくせる。そんな日本にできる、と

 

あれから、わずか1年

私たちは、別の世界へ迷い込んだのか

 

ドイツの脱原発運動は、環境に敏感な農民が6万5千人の署名を集めたところからはじまります。今から、およそ40年前のことです。

 

70年代後半から90年代前半のおよそ20年間、多数の市民デモが警察と衝突を繰り返しながらも、少なくとも13の原子炉や関連施設の操業、建設を断念させました。チェルノブイリ原発事故を契機に議席数をのばした同盟90/緑の党は、(日本とは違い)電力不足のドイツの現実を考え、1993年「全原子炉の即時停止」を党綱領からはずし、より広い層の支持をねらいます。1998年連立政権参加をはたし、2000年、「原子炉の運転期間を、開始から32年間とし、その後、廃止」という合意を大手電力会社4社と実現します。

 

ところが2010年、保守中道連立政権のメルケル首相は、再生可能エネルギーを2050年まで80%に引きあげるというビジョンを描く一方で、原発の運転期間32年間を平均12年間も延長させたのです。

 

そこへ、日本の3.11フクシマ。原発事故の現実を前に、保守派のメルケル首相は、わずか3年で、なんと脱原発に方向転換したのです。

 

連邦制のドイツでは、政党公約は地方の党員も交え議論をつみ重ね決定し、その結果はやがて国民にも大きな意味を持ちはじめます。今年秋、9月22日の国政選挙のための公約発表は、早い党が投票日167日前にすでに終え、一番おそい党でも79日前(制度上)です。日本は、ほとんどの党が公示日、つまり投票日の17日前ぎりぎりにならないと公約発表しません。党員ですら、まして国民など、理解する時間などまったくないのです。

 

日本の政党は、公約をどのように考えているのでしょうか。国民など読んでも分からない、読ませる必要もないだろう、と考えているのでしょうか。投票率を嘆くのならば、多くの国民に分かりやすいプロセスと十分な時間をかけることを、私たちは要求します。

 

日本の脱原発も時間が必要です。しかし、ただの時間ではありません

毎日、積み重ねる時間です。主語は、『私たち』です

さあ、あすも、積み重ねのために、私たちは出かけましょう

 

 

KAZE to HIKARI一同

 

 

 

 

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ドイツ連邦議会の選挙は、今年9月22日(日)に決まっています。

各党からは、すでに公約が出ています。有力な政党を紹介します

 

●SPD(社会党) 発表4月14日[120ページ]

  http://www.bundestagswahl-bw.de/wahlprogramm_spd.html

 

●同盟90/緑の党 発表4月28日に[337ページ]

   http://www.gruene.de/partei/gruenes-wahlprogramm-2013.html

 

●CDU(ドイツキリスト教民主同盟) 発表6月23日〔128ページ]

  http://www.bundestagswahl-bw.de/wahlprogramm_cdu-csu.html

  

●FDP(自由民主党) 発表5月16日〔94ページ]

  http://www.fdp.de/Der-Weg-zum-Buergerprogramm/1793b658/index.html

 

同盟90/緑の党、綱領

Die Grünen (1980)   http://www.boell.de/downloads/stiftung/1980_Bundesprogramm.pd

Bundnis90/Die Grünen (1993)   http://www.boell.de/downloads/stiftung/1993_Grundsatzprogramm.pdf

 

 

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